不動産のチラシ

不動産のチラシ

同じチラシ(マンション販売)が、かなりヘビーローテーションで入ってきますね。
もったいなぁと感じました。
私は『チラシ』で家を売る。事は、本来邪道だと考えております。
何十年もその地にありながら、住み手の満足を引き出せてれば・・・
「次もお願いね?」となるワケで。

しかし、なかなか、そんな素敵な話は耳にしない。
という事は・・・『それなり』の扱い、
『それなりの商品』である。と想定されてしまうんですね。

まぁ、そうは言っても彼らにとってみれば、
『チラシ』は捨てきれない『地域集客のアイテム』である事は確かで・・。

で、あるならば
『使用する局面を変えれば良いのでは?』とか、
『毎回同じモノを刷るのは・・どうなの?』とか
思ってしまうのですよ。

『ライティング』はおろか、
カメラアングル一つとっても
なかなか住み手目線に降り切れてないチラシを観てると・・・
売れないのも頷けたりするのです。

建築士は『作品』と呼び、
不動産屋は『物件』と呼び、
工務店は『住宅』と呼ぶ。

住み手は『住まい』を探してたり
建てたいと考えてるんですよね・・・。

 

■物件羅列型チラシ
とにかくボリュームと価格で『問い合わせ』を狙う。という作戦なのですが
読み手にとってみると、必ずしも親切なチラシではありません。
読み手にとって知りたいこと。が、正確に記載してあるのが、チラシの本分なのです。

単に『間取り図』を羅列するのではなく・・・
その間取り図で『遊べるようにする』と、少しは面白くなるのですが・・。
※実行したところ、かなり支持されました。

■写真・間取り図を掲載するのは常識か?
この固定観念が『他の会社と一緒(どんぐりの背比べ)』になってしまってるかも??。
間取り図無し。写真なし、イラストの効果的な使用と、わずかな文字で、
過去最高記録の見学者数を出した工務店さんがおります。
ありきたりの写真。
他人の家の間取り図。
読み手に届かないコピー。
『文字ばかり』のチラシは、なかなか反響に届かないのです。

■サイズ
『大きければ目立つから』と営業マンの言葉に耳を傾け
結果として・・・ドコの物件も似たようなサイズ(中身)という事が多く見受けられます。

チラシはサイズではなく、『内容』なのです。
CGやキレイなパースが大きく掲載されてても
部屋に飾ってくれる方は居ないのですから(ポスターではなくチラシなのです)。

サイズの大きなチラシは、読み手にとってみたとき・・・
・読みづらい(大きく開かなければならない=チラシではなくなる)
・エコ概念が無い会社だと想う
というデメリットが生じます。

またポスティングの側面から見ても
・ポストの中で、かなり邪魔な存在になる
・学生マンションなどにポスティングしてたら、無駄になるだけではなく良識を疑われる
というマイナス面も否めません。

大きいのでなく『何を訴求してるのか?』が重要なのです。

■業界っぽさ
不動産のチラシに限りませんが、『業界っぽいチラシ』が完成できた時点で
そのチラシの集客力に限界が生まれます。
『業界っぽくないチラシ』になれば、他の同業者とは違った見え方になり・・・
結果として『目立つ』のです。

何事も『固い頭』と『動かない視点』で行動しても、『それなりの結果』しか手に出来ないのです。
挑戦しようとする心向き。が、同業他者と『違ったチラシ』を生み出すのですから。
※俗に言う業界っぽくないチラシは、好意的な受け取られ方をします。
ただし内容・商品・接触後の売り込みなどで反響率が下がりますので、
あくまでも『見かけのテクニック』程度だとお考え下さい。

■人となり
家のスペックについて細々語るチラシはあれど、
誰(大工、職人さんや施主さん)が建ててるのか?。
どんな目的で計画したのか?。
どういう行程で建てるのか?という事について語ってるチラシは少ないです。
また『ごあいさつ』の入ったマンション販売のチラシは、ほとんどと言って無いと言えましょう。

ココが『売り手』と、その地域にお住まいの住民との『距離』を生み出すのです。
企業姿勢は『机上の理念』だけでなく、
着工前から販売終了までの『姿勢』で伝わるモノなのです。

 

これから先、年間120万戸あった新築着工戸数が半分になると云われてます。
しかし・・・まだそんなに建つのです。
無くなる事を恐れモチベーションを下げるか?。
まだ60万戸もあるぞ!と、しっかりシェアを取りにかかるか?。
私は個人的に、この『マインド』で勝負が決まると想っております。

2050年に日本の人口数は、3/4もしくは2/3になる。なんて予測も出ています。

「要らないモノを建てるのか?」
「喜ばれるモノを建てるのか?」
少なくなっていく見込み客候補は・・・今後更に冷静な目で選択しようとしてるかもしれません。

 

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